日本ハム・新庄剛志監督(53)の人気が台湾で「爆上がり」の様相を見せている。
現在チームの台湾遠征に帯同中の指揮官は、現役時代から日米で活躍したこともあり、すでに現地野球ファンの認知度は高い。加えて2年連続最下位のチームを昨季リーグ2位に押し上げた手腕もあり、今では「名将」として高い評価を受けているという。
そんな新庄監督だが、ここ数日でその人気に拍車をかけているのが「新庄劇場」と呼ばれる周囲を喜ばせる演出だ。
先月末の台湾入り後から、新庄監督は日本国内では控えていたパフォーマンスを、台湾のファンやメディア向けに解禁。現地で行われている記者会見では連日、リップサービスを交え、地元メディアの爆笑をさらっている。
さらに1日に台北ドームで行われた台湾・統一戦試合前には「ファンがパフォーマンスをものすごく期待しているって言うから」(新庄監督)と自らの発案で急きょユニホームからスーツに着替え、白いポルシェのオープンカーでグラウンドに登場するド派手演出も披露。こうした野球以外での「旺盛なサービス精神」が台湾の野球ファンやメディアのハートを射止めているというのだ。
現地メディアの一人がその現状をこう明かす。
「新庄監督が日本ハムの監督に就任して以降、台湾でも新庄さんのパフォーマンスは注目されていました。ただ、実際に生で新庄監督に接した人は少なかったので。『本当に新庄さんは評判通りの人なのか』という疑念を持っていた人たちは少なくなかったのです。でも、そんな我々の不安を新庄監督はすぐに吹き飛ばしてくれましたからね。どんな質問にも笑いを交え、丁寧に応えてくれますし、常にファンを喜ばせるコメントをくれますから。おかげで台湾ではここ数日、新庄監督の人柄を伝える報道が急激に増え、新庄監督の一般の認知度もうなぎのぼりです。このままなら新庄監督は、台湾でもスーパースターの仲間入りをするかもしれません」
日頃から周囲に人一倍気を遣う指揮官だが、その優しさが野球ファンだけでなく、台湾人の心をつかみ始めているとなれば…。
「何かすごい僕のこと知っててくれて。とにかく『天井から降りてくる人だ』ってすごく言われるので。コンビニ行っても台湾の人に『あれっ!』っていう顔されるし。これだと(台湾名物の)夜市、行けないですね」と笑う新庄監督。異国での人気ぶりは止まる気配がない。













