新日本プロレスとメキシコ・CMLLの合同シリーズ「ファンタスティカマニア」21日の大阪大会で、棚橋弘至(48)が不退転の決意を明かした。

 棚橋はこの日の大会でバルバロ・カベルナリオ、マスカラ・ドラダと組んで、エチセロ、ソベラーノ・ジュニア、金丸義信組と対戦。同シリーズ恒例のフェイスペイントを施してのファイトで会場を沸かせ、最後は金丸をハイフライフローで圧殺し、3カウントを奪った。

ハイフライフローで試合を決めた棚橋(上)
ハイフライフローで試合を決めた棚橋(上)

 来年1月4日東京ドーム大会での引退を控えている棚橋は、3月6日大田区大会でIWGP世界ヘビー級王者の後藤洋央紀に挑戦する。残されたキャリアを考えれば、これが最後のチャンスになる可能性も十分考えられる。試合後にマイクを握ると「鷹木(信悟)に負けて、オカダ(カズチカ)に負けて(今回が)3度目の正直。このタイミングを逃したら、俺は生涯IWGP世界ヘビー級を巻けない。棚橋のタイトルマッチ、みなさん見届けてください」とアピールした。

「ファンタスティカマニアに出るいいポイントは2つあって。普段と違う戦いができるというのと、もう一つは今自分の置かれている立場、持っている能力、動ける範囲、そういうのをはかってるところだから。キャリア最後ということは、人生最後のチャンスになるかもしれない。そこに思うところがないわけないよね。3度目の正直…そういう言葉が(自分には)一番似合うんじゃない?」

 偉大なるキャリアを積み重ねてきた棚橋が、最後の最後にIWGP世界のタイトルを手にすることができるのか――。