放出候補となっているヤンキースのマーカス・ストローマン投手(33)が春季キャンプ初日から2日連続で〝雲隠れ〟し、米メディアがざわついている。
ストローマンは選手集合日の11日(日本時間12日)にタンパのキャンプ施設を訪れ、身体検査を受けた。しかし、バッテリー組の練習初日となった12日、そして13日も最後まで姿を見せなかった。労使協定によれば、キャンプ参加は合流が義務づけられる2月22日までは選手の任意となっているが、ほとんどの選手が自主的に参加している。
アーロン・ブーン監督は「もちろん、彼はここにいてほしいけど、設定されたルールも尊重しなければならない」と欠席には理解を示したが「彼はプライドの高い選手だ。彼は素晴らしいキャリアを積んできた男で、ただ少し厄介な状況になっている」と続けた。
ストローマンはカブスからFAになった2024年1月にヤンキースと2年総額3700万ドル(約58億円)で契約。オールスター戦に2度出場している右腕は先発の柱として期待された。移籍1年目の昨季は10勝9敗1セーブ、防御率4・31も9月は4試合で0勝3敗、防御率8・80と低迷してプレーオフでは登板機会がなかった。
チームは今オフ、ブレーブスからFAになっていたマックス・フリードを左腕史上最高額となる8年2億1800万ドル(約335億円)で獲得。カルロス・ロドン、クラーク・シュミット、そして昨季の新人王、ルイス・ギルと先発の5枠が固まり、通算87勝をマークしているストローマンは余剰戦力となり、トレード候補となっている。
チームはストローマンが練習に参加しないことを把握していたというが、渦中の男の欠席とあり米メディアは過敏に反応。「ラリー・ブラウン・スポーツ」は「オールスターに2回選出された投手がヤンキースのワークアウトをサボる」と、まるで練習をボイコットしたかのような見出しでストローマンの情報を伝えた。
地元メディアの「ニュース12ブルックリン」も「ヤンキースでのストローマンの役目は先発からトレード対象へと移って縮小している。キャンプを欠席することは無言の抗議となる可能性がある」と報じた。








