巨人が13日、宮崎キャンプを打ち上げ、楽天から新加入した田中将大投手(36)が充実感を漂わせている。

 戸郷の手締めで宮崎での練習を打ち上げると「しっかりと全てやることができた。コンディションというところが一番だと思うので、そこは本当に良かったと思います」と安堵の表情で振り返った。

 新天地では、久保巡回投手コーチからマンツーマン指導を受け、縦振りのフォーム改造に精力的に取り組んだ。12日は2度目のブルペン投球でスライダーなど横回転の変化球も解禁し、この日はブルペンで延々と計50球のネットスローを敢行。久保コーチからオーバーワークを心配されるほどだが、田中将は「そこに関しては、もう自分でも分かっている。ある程度はやっぱりやらないとと思って、ボールを投げる回数は多かったけど、でもそこは自分でも必要だと思うからやる。新しいことをやっているので、これぐらいでいいやではね、変わらないと思う」ときっぱり。

 15日からは沖縄・那覇キャンプに臨む19年目のベテランは「もう若くないですから。それはもう事実としてね。自分は全然まだまだできると思ってても、そこら辺はやっぱ若い時と同じの感覚でやるわけにはいかないんで」と〝暴走〟はせず、抑えるところは心得ている。

 日米通算200勝まであと3勝に迫るレジェンド右腕は「実績があるとかないとか関係ない。自分が良くなれるのであればどんどんトライしてやっていきたい。その繰り返しで今まできているので。だから変化が怖いとか、そういうのは全くない」と言い切った。