新日本プロレス9日の京都・亀岡大会で、海野翔太(27)が再起へかける思いを明かした。

 海野は11日の大阪大会でグレート―O―カーンとの一騎打ちに臨む。1月大田区大会でファンの子供が作った紙製のベルトを破かれたのを皮切りに、今シリーズは会場で自身のグッズを切り刻まれるなどオーカーンの蛮行が続出。4日後楽園ホール大会ではハサミで髪の毛まで切り落とされる屈辱を味わった。

 この日の大会ではエル・ファンタズモ、エル・デスペラード、邪道と組んでオーカーン&ジェフ・コブ&フランシスコ・アキラ&ジェイコブ・オースティン・ヤングと対戦。オーカーンとのマッチアップではエリミネーターとデスライダーの切り返し合戦からモンゴリアンチョップを浴びながらも、スイングDDTで反撃するなど一歩も譲らず。しかしチームが敗戦を喫すると、試合後は退場中に背後からオーカーンの襲撃を受け、鉄柵に叩きつけられてしまった。

 今年1月4日東京ドーム大会ではメインイベントに抜擢されたがIWGP世界ヘビー級王者ザック・セイバーJr.に敗北。大阪決戦で再起を期す海野は「ベルトも失い、グッズも失い、髪の毛まで失って…ずっとずっと負け続けて、正直嫌になるよ。逃げ出したい。それでもどうして俺はリングに立ち上がると思う? 俺を信じて付いてきてくれるファン。みんなそんな俺を、必ずひっくり返してくれるって信じてる。俺もそのファンの期待に応えたい」と胸中を明かした。

「負けて負けて悔しくても、今日を迎えたくなくても、明日を迎えたくなくても、どんなにつらくてもまたリングに帰ってくるんだ。大阪でオーカーンなんかに絶対負けない。ひっくり返すんだ。すべて、今の現状、悔しい思い、すべてをぶつけてここからはね返してやる。今までやられた分、それ以上にして大阪のリングで返してやる」。新時代のエースを自任する海野は、這い上がることができるのか――。