ドジャースの大谷翔平投手(30)は満票で米野球殿堂入りするのだろうか。アジア人初の殿堂入りを果たしたイチロー氏(51)が1票差で満票を逃したことで、複数の米メディアが「次の満票殿堂入り」を話題にしている。

 米経済誌「フォーブス」は23日(日本時間24日)に「ドジャースの大谷翔平が野球殿堂入りを満票で果たす次の選手になるかもしれない」と期待を寄せた。執筆した元MLBスカウトのバーニー・プレスコフ氏は「私のような年老いたスカウトにとって、今年の殿堂入り投票で最もひどいエラーは、イチローが満場一致の選出に1票足りなかったことだ」と指摘。かつて全米野球記者協会が全員の投票公開を希望したものの、野球殿堂がそれを拒否した判断に「何を隠す必要があるのか? 投票権は特権だ。一般に隠されるべきではない」と疑問を投げかけた。

 満票で殿堂入りを果たしたのはヤンキースで歴代最多の652セーブをマークした2019年のマリアノ・リベラ氏だけ。20年のデレク・ジーター氏も1票差で逃している。

 同氏は「現在だと、記者としての私は次の野球殿堂に満票選出されるのは大谷翔平だと信じている。元スカウトとして、大谷はほぼ非の打ちどころのない野球選手だ」と断言。その上で、「しかし、事実や数字にあえて反論する記者がいるなら話は別だが」と今年のような“へそ曲がり”が出現する可能性を否定しなかった。