ドジャースの大谷翔平投手(30)が史上初の「50本塁打―50盗塁」を達成した敵地マーリンズ戦の実況中継を担当していたジョー•デイビス氏が5日(日本時間6日)、米ヤフー!スポーツのポッドキャスト番組「ベースボール•バー•ビー•キャスト」にゲスト出演し、偉業を実況した日の心境を振り返った。
偉業を達成した9月19日(同20日)の試合前の時点で、大谷は48本塁打、49盗塁だった。「その日は木曜日の試合で、実は私自身は翌日からニューオーリンズでNFLの試合の中継が入っていた。勝手だが、この日の試合で決めてくれないと、私は実況が出来ない。1盗塁と2本塁打を1試合でやるチャンスはとても少ないから、達成しないだろうと、凄く残念な気持ちで球場に行ったんだ」
自分が実況しているタイミングで大谷が達成するシナリオについて色々考えを巡らせていたとデイビス氏。「その日はできれば何もしないでくれた方が良い。週末のロッキーズ戦も敬遠されて、月曜日から来るパドレス戦で決めてくれたら、それが自分が唯一実況できるシナリオだと勝手ながら思っていた。しかし、その日、何が起こったかは皆が知っての通り」
デイビス氏は50号が左翼席に飛び込んだ瞬間、「行った~! 唯一無二の選手! 唯一無二のシーズン! ショウヘイ・オオタニ 50―50達成」と絶叫した。さらに9回の6打席目で3打席連続の51号を放つと「オーマイガー! ショウヘイ・オオタニ 野球史上最高の日」とたたえた。終わってみれば6打数6安打10打点、3本塁打、2盗塁だった。
「あの日の凄さの一つは、それが、どの日だろうと、4月5日だろうと6月1日だろうと、『50―50』を達成する素晴らしい日になったはず。しかし、それを前代未聞の素晴らしい試合の一つにしてしまったということ。自分には大谷が人間かどうか本当に分からない。私は彼が野球の神から試合を壊すために送り込まれたんじゃないかと思う」
大谷の偉業とともにデイビス氏の実況も後世に語り継がれるだろう。












