ソフトバンク・甲斐拓也捕手(31)が30日、地元・大分で行われた球団主催の野球教室に参加した。

 ノックを打つなどして子どもたちと交流した甲斐は「例年思いますけど本当に元気がいいですし、年に1度の野球教室を地元でできるのはうれしく思います。本当にいい1日だった」と充実した表情でこの日を振り返った。

 巨人へ移籍か、ホークスに残留か、国内FA権を行使したことで、その動向に世間からは高い注目が集まる。その影響もあってか、野球教室の最後のハイタッチ時間には、子供から「巨人に行くんですか」というかなり直球な質問も飛び出した。

 純粋無垢な問いに、甲斐は苦笑いし「僕は子供の頃、あんまりそういうことに詳しくなかった。今の子どもたちはなんで知っているんだろうなっていうところまで知っているので、すごいなと思います」とある種、感心した様子だった。

FA去就を気にして、泣き出す甲斐ファンの女の子(右)
FA去就を気にして、泣き出す甲斐ファンの女の子(右)

 他球団からFA宣言をした選手の去就も、少しずつ決まり始めている。甲斐は「自分としてはまだそこの段階までいけてない部分がある。僕じゃどうしようもできない部分もある」と話しながらも、「12月に入って、いろいろ段階も決まるところはくると思う」とソフトバンク、巨人との直接交渉を行った末に、決断を下す構えを明らかにした。

 九州の子供たちからは多く応援の言葉をもらった。「大分の子供たちも福岡まで試合を見に行くと言っていましたし、テレビでも毎日ホークスの試合を見ていると言う子もいた。それはやっぱりうれしかった」。

 巨人との一騎打ちの行方は――。