新日本プロレスの29日神戸大会でIWGP世界ヘビー級王者・内藤哲也(42)に挑戦するKOPW保持者・グレート―O―カーンが、同王座の価値向上を予告した。
8月12日のG1クライマックス公式戦(長岡)で内藤を撃破。同会場で大きな歓声を集めたことで、以降は「オーカーンコール」を自ら呼びかけていたことで内藤から「ずいぶん媚びているなと」と挑発を受けてきた。
前日公開調印式では「余だってバカじゃない。分かってるよ。長岡が運命じゃなく偶然だったと。判官びいきで応援されたこと分かってるさ。しかも1回負けた後の内藤哲也は強い。それだけの経験値もあるし、修羅場の数も違う。余はまだ新日本に来て4年しかたっていない若造だ。それでも自信があるよ。なぜなら、このグレート―O―カーンは、逆転の内藤哲也の引き立て役じゃねえんだよ。プロレス界の主人公は、余だ」とベルト奪取を誓った。
今回がキャリア初のIWGP世界王座挑戦となる。「このIWGP世界ヘビー王座が生まれる時、決して祝福されなかった。特に内藤哲也は最後まで抵抗した。いまだに分解することを言うヤツもいる。まったくもって物の価値の分からないヤツらに囲まれて、かわいそうだと思う」と、IWGPヘビー級とIWGPインターコンチネンタル王座を統一してベルトが新設された2021年当時を回想。
「余はこのベルトを取ったら戦いたいヤツが2人いるんだよ。棚橋弘至と永田裕志。(ベルトの)名前は変わってしまったけど、IWGPの歴史をつくり価値を高めたこの2人の最後のIWGP戦の相手を務め、アントニオ猪木を超える足がかりにしたいね」と青写真を明かした。
歴代のIWGP世界王者8人のうち飯伏幸太、ウィル・オスプレイ、オカダ・カズチカ、ジェイ・ホワイトと実に4人は米国・AEWに移籍。ジョン・モクスリーも含めれば実に歴代王者8人中5人がAEW所属という現状だ。
オーカーンは「オスプレイは今でもユナイテッドの一員であるし、オスプレイに関してはそんな気持ちはないんだけど、正直それ以外はこのIWGP世界ヘビー級をAEWへの切符にされている、またはAEWのいいオモチャにされているのは歯がゆさをすごく感じている」と問題提起。
「余は支配者であるから、支配している団体がいいようにやられたり、2番手3番手とランキングをつけられるのは、正直はらわたが煮えくり返っている。少しでも名前を売って、新日本プロレスを広めて、これがプロフェッショナルなレスリングなんだと見せつけてやるよ。そして新日本プロレスで一番強いヤツ、新日本プロレスの代表。その意義を、価値を高められるのは、やはりこの余しかいないんじゃないか」と高らかに宣言した。
神戸決戦の行方はいかに――。












