兵庫県の斎藤知事のパワハラなど7つの疑惑を調査する「百条委員会」の4回目が2日、開かれた。

 この日は証言をすることで不利益を被ることへの懸念や心理的ストレスを訴える職員の声に配慮し、秘密会のあり方について議論された。

 竹内英明議員が「当初、非公開で行うと言って職員の証人に『非公開だ』と求めた所『公開でしてほしい。公の場で自分が受けた被害等を言いたい』と報道がありました。そういった場合、逆に公開でした方が良いのではないか」と提起し、議会では「公開で証言したい証人」は8月30日の公開委員会で行うと決定した。

 庄本えつこ議員は「こちら側から証人(出頭)要求する時に『ぜひ公開で』とは絶対にしないように注意をするように。私たちは証人に対して配慮をしたいという意思を示したい」と強く主張し、別の議員も同調圧力に注意するようにと賛同の意を示した。

 前回の委員会で秘密とされた「(8月)30日に斎藤知事が出頭する」件が、その日のうちに報道されていたことについて黒川治議員は「議会も当局もゆるんでしまっている、危機的な状況ではないか。興味本位でやっているわけではない」と指摘し、釘を指していた。

 注目度の高い委員会ということで、通常10席の傍聴席は30席に増やされていた。

 閉会後、傍聴人らが兵庫県庁の職員に「声が小さく聞こえない」といったクレームや「同僚だからこの人たちにも責任があるよ」「ちゃんとせい」などと詰め寄っていた。