阪神は22日の広島戦(マツダスタジアム)に2―1で辛勝。負ければ首位陥落となる一戦を僅差でもぎとり2位・新井鯉とのゲーム差を再び1・5と広げた。
投げては先発・大竹が7回零封と相手打線をシャットアウトし4勝目。桐敷―岩崎の継投でリードを何とか守り切った。攻撃面に目を向けると、リードオフマン・近本が2得点。4番・大山が2打点をマーク。投打の主役がキッチリと仕事をする〝普通の野球〟を遂行することができた。
薄氷の勝利ではあったが「ええ試合やった? まあそうやな。4番が打点挙げてな、リードオフマンが出てな。展開的に打順の巡り合わせも良かったしな」と試合後の岡田彰布監督(66)は充実感を漂わせる。打線がなかなかかみ合わず、不安定な戦いを強いられてきた5月の岡田虎だが、この日の勝利で月間8勝8敗1分けと星を五分に戻した。チームは開幕から44試合を戦い、まだ1度も同一カード3連敗がない。
悩める主砲・佐藤輝を二軍に降格させるなど、時に大胆なメスを入れながら〝ボチボチ状態〟を何とか維持している百戦錬磨の指揮官は「ずっと同じような試合の繰り返しやで。勝ったり負けたりな」と達観した表情で長丁場のシーズンを改めて見据えた。












