キーポイントはライバルの状態次第か。日本ハム・清宮幸太郎内野手(24)の一軍昇格がチーム内外で話題になり始めている。
プロ7年目の主砲候補は本格覚醒に向け、自主トレ中だった昨年12月に米シアトルのトレーニング施設「ドライブライン」を訪問。スイング強化に励むなどして、オフから今季の飛躍を誓っていた。だが、春季キャンプ目前だった1月末の自主トレ中に左足首を捻挫。無念の離脱となり、今季開幕は二軍スタートとなった。
それでも現在は患部のリハビリもほぼ終わり、二軍戦にも7試合に出場。打率2割7分3厘と徐々に調子を上げているため、球団周辺でも「一軍復帰してチームを盛り上げてほしい」という声が高まり始めている。
とはいえ、一軍昇格は周囲の思いと裏腹に一筋縄ではいかない。清宮の守るポジションにはライバルがひしめき合っているからだ。
本職の三塁には清宮と同じく今季飛躍を狙う6年目の野村がいる。一昨年まで定位置だった一塁には主砲・マルティネスが君臨。さらに昨シーズン途中のトレードで中日から加入した郡司も、今春キャンプから三塁に挑戦。守備力は急成長を遂げている。昨季までレギュラーだった清宮とはいえ、悠長に構えてはいられない。
ただ、そんな清宮にも状況次第では一軍昇格の可能性がある。ライバル・野村の状態だ。開幕4試合中3試合にスタメン出場しながら、いずれも無安打。3日の楽天戦(エスコン)の第2打席でようやく今季初安打を記録したものの、依然として打率0割7分1厘(14打数1安打)と不振にあえぐ。
新庄監督はこの日の試合後、野村について「(今季初安打は)ポテンヒットだったけどね。いいスイングをしていた」と一定の評価。その上で直近の選手入れ替えについては「考えていない。この感じだったら(一、二軍で選手を)入れ替えする必要はないし」と話したが、今後の野村の打撃内容次第では代替案も模索せざるを得なくなってくるだろう。
清宮はこうしたチャンスを生かし、再び一軍の舞台に返り咲くことができるのか。二軍で安住するような選手ではないだけに注目が集まる。











