全日本プロレス3月30日の大田区大会で中嶋勝彦を破り、史上最年少24歳10か月で3冠ヘビー級王者となった安齊勇馬が1日、都内の事務所で会見した。
ベルトの奪取から2日たち、勝利を「3冠を全日本プロレスに取り返したい、勝ちたいという思いで試合に臨んでいたので、取り戻せたことは素直にうれしいです」と振り返る。
しかし試合では終始圧倒され続け、最後にジャンピングニーからの原爆固めで終わるあっけない幕引きで賛否を呼んだだけに満面の笑みとはいかず「3冠ベルトに対して自分の価値が見合っているか考えた時、自分でも正直、自分の力が劣っていると思う部分はあります」と認める。
それでも「大田区の試合を見て10人いたら10人思うところがあると思います。いろんな意見があると思いますが、僕はこの3冠ベルトと共に成長していきたいと思います」と決意を表明。
さらに「その道は決して簡単なものではないと思います。デビューから1年半、たくさんの期待を感じてきましたが、これからもっと厳しい目で、ちょっと期待されている若手から3冠チャンピオンという目で見られる。そのプレッシャーに負けることなく僕は3冠の価値に見合う男に、プロレスラーになりたいです。そのゴールに、全日本の新時代のエースというものがあると思っています」と力強く話した。
目指す王者像を問われると「自分でも『こういうチャンピオンになりたい』というのがあるわけでなくて。今は〝ベルトに巻かれている存在〟だと思うので、パッと見て『ベルトが似合うな』ってなるのがチャンピオンだとも思うので、まずはそこを目指します」と力説。
王者として春の祭典「チャンピオン・カーニバル2024」(4月18日、東京・後楽園ホールで開幕)に臨むことにもあり「ベルトを巻いて各会場で試合ができるのは光栄なことであり、うれしいですね」と意気込む。優勝ならばこちらも最年少記録更新となるだけに「先のことばかり見るとつまずいてしまうと思うので、まず開幕戦に勝つことに集中したいです。そこから実力で勝利を重ねて、最終的に記録を更新したいです」と前を見すえる。
団体は前王者・中嶋勝彦を中心に大混乱となったが「良くも悪くも動いて、その中でお客さんが戸惑うこともあったと思うんですけど、これから僕の力でさらに盛り上げていけるようにしたい。上の人たちに負けないくらい俺らの世代もすごいんだぞっていうのを見せて新しい時代を作っていきたい」と拳を握った。
また、安齊は世界ジュニア王者のライジングHAYATOと共に若手主体興行「NEW AGE CHRONICLE―Z 4」(11日、東京・新木場1stRING)をプロデュースすることも発表。この大会でHAYATOとの王者対決を熱望した。












