最強兄弟が完全復活を証明だ。全日本プロレス30日の東京・大田区総合体育館大会で行われた世界タッグ選手権は、ジュン&レイ(37)の斉藤ブラザーズが、諏訪魔(47)&鈴木秀樹(44)の「バカバカコンビ」を破り、王座奪還に成功した。
極悪軍団「ブードゥー・マーダーズ(VM)」に所属する2人のセコンドには、総帥のTARUだけでなくKONO、歳三の姿も。試合はVMが介入し、大荒れの展開となった。2月に右肩関節脱臼を負い、これが復帰戦となったレイはブランクを感じさせない動きを疲労。「フォー」と奇声をあげながら諏訪魔に連続チョップを叩き込む。
だが、その後は王者組の右肩攻めに遭い、苦しい時間帯が続く。さらにジュンも王者組から合体のダルブアームスープレックスをくらい大ピンチに。それでも15分すぎだ。合体のドロップキックを空振りに終わらせると、ここから反撃開始。諏訪魔と鈴木にダブルのチョークスラムをお見舞いし、最後はジュンがサイコブレイク(コブラクラッチスラム)で諏訪魔を叩きつけ、3カウントを奪った。
試合後にはドラマが待っていた。TARUが「おめでとう。一番ふさわしいベルトが戻ってきた。お前らは全日本プロレスの誇りアンド宝や」と、レイの負傷により返上した王座を取り戻した斉藤ブラザーズを称賛すると、元メンバーの諏訪魔もリングに呼び込む。
そして諏訪魔、斉藤ブラザーズ、KONO、歳三の前で「もうお前ら、VMを名乗るな。総帥が悪いものを背負って生きていく。VMは全日本プロレスから撤退いたします」と宣言した。
諏訪魔と握手を交わしたジュンが「ここからはヒールを卒業した斉藤ブラザーズが暴れていくぜ!」と言えば、レイは「俺たち斉藤ブラザーズの手に戻ったベルトとともに全日本プロレス、盛り上げてやるよ!」。帰ってきた最強の双子が王道マットを席巻する。












