邪道・大仁田厚(66)が、アジアタッグ王座から陥落した。
30日の全日本プロレス東京・大田区総合体育館大会で王者の大仁田とDDTの小嶋斗偉改めTo―y(24)組は、初防衛戦で田村男児(24)、佐藤光留(43)組と対戦。通常の8倍の火薬が使用された電流爆破デスマッチ形式で行われた一戦は、大仁田の要求により全日本の福田剛紀社長が特別立会人を務めた。
すると邪道はゴング前に福田社長めがけて毒霧を噴射。そのまま試合は大乱戦になった。大仁田は佐藤に机上へのパイルドライバーを決めるが、直後、敵軍に捕まり、田村の電流爆破バットで被弾した。
その後は佐藤の爆破バット攻撃を毒霧で阻止。ところが佐藤めがけてフルスイングした爆破バットが、パートナーのTo―yに誤爆。王者組がそれぞれ爆破される大ピンチのまま、最後は挑戦者組の爆破バットサンドイッチ攻撃をくらったTo―yが敗れた。
試合後「あいつら反則ばっかりするな」と突っ込みどころ満載に切り出した大仁田は「よくよく考えると、アジアタッグ(のベルト)は重いし、アタッシェケースが1個壊れたから。3万円、全日本プロレスは払えよ」と言い出した。
また、福田社長への毒霧については「俺は全日本をいい方向に進めようと思っているだけだから。アクトレスガールズの踊りはいらないと思う。別にアクトレスガールズは一生懸命やっているかもしれないけど、全日本プロレスには違うと思うし」と説明。この日もオープニングで女子スポーツエンターテインメント団体「アクトレスガールズ」のパフォーマンスがあったため、団体OBとしては福田社長の方針に異を唱えたかったようだ。
大仁田はヨシ・タツとのコンビで2023年2月に同王座を戴冠。同年9月には秋山準&鈴木鼓太郎に奪われ、DDTマットでのタイトル戦が続いたが、今年1月にTo―yとのコンビで奪還していた。
ベルトを失ったことで王道マット撤退かと思いきや、邪道は「重いベルトを貸してやったと思えば。今度は電流爆破で世界タッグに挑戦させろよ。もうアジアで4試合あたりでやってちゃダメ。メインかセミで世界タッグいこう」と予告。最後はTo―yとそろって「俺たちには明日があるさ! 1、2、3、ファイヤー!」と叫び、意気揚々とバックステージを後にした。













