女子プロレス「スターダム」の中野たむ率いる「コズミック・エンジェルズ(CA)」に属する水森由菜(34)が、新人指導に燃えている。

 新人のさくらあや(27)、玖麗さやか(23)からCA入りを志願された水森は「CAはそんな簡単に入れるユニットじゃないです」と厳しく突き放し、まずは見習いに任命。それぞれとシングルマッチで激突し正規メンバー昇格の審査をするも、双方に不合格を言い渡した。

 その後、最終審査として新人2人 vs 水森のハンディキャップマッチを提案したが、玖麗から「さくらと一騎打ちで戦いたい」という申し出をされ受諾。30日の仙台大会では最終試験として、さくらと玖麗がシングルマッチで激突する。

 これまで審査委員長として2人を見守ってきた水森は「玖麗には勢いのあるスピアー、さくらには鋭い蹴り。2人ともいいものを持っているけど、本当に勝ちたいっていう思いがまだ足りない」と厳しい評価を口にしつつ「でも、少しずつ2人の間にライバル心が芽生え始めていることがうれしい。それが強くなる近道だと思うんです」と後輩の成長に目を細めた。

 自身もCA加入時に15キロの減量を中野から命じられ、必死に乗り越えた。だからこそ、あえて新人には厳しく接しているという。「15キロの減量で今までの人生が変わったし、その過程でたむさん、なつぽいさんの温かさを知ってプロレスラーとしても人間としても強くなれた。だから、新人の2人にもこの試練にも打ち勝って成長してほしい」と訴える。

「仙台大会では2人が持っているもの全部を出し切って、お客さんの心を打つ試合を見せてほしい。その姿が見えたら、心の底から『合格』って言いたいです」

 今回の新人指導を経て、自身にも新たな覚悟が芽生えた。「自分により厳しくなって、ランニングやトレーニングを増やしてます。それに今回、ファンの方から『タイトルも取ったことがないのに、偉そうに先輩面してんじゃねえよ』とかいろいろ批判の声も多く届いて悔しくて。でも、その言葉を全部見返してやるっていう覚悟もできました。今年はベルトにも積極的に挑戦していきたいです!」と力強く宣言。CAに正式メンバーが加わるのか注目だ。