WWEお調子者ユニット「アルファ・アカデミー」の戸澤陽(38)が、第3ブランド「NXT」で大奮闘だ。
先週のロウでは「アルファ・アカデミー」のオーティスと組み、祭典「レッスルマニア40」(4月6、7日、ペンシルベニア州フィラデルフィア)での統一WWEタッグ王座戦の出場権をかけてニュー・デイと対戦。惜敗で祭典にあと一歩届かなかったが、試合後には相棒のオーティスが「違うチャンスを見つけよう。新天地だ」と、NXT出撃を示唆していた。
今週のNXTでは予告通り、メイン戦に出場。相手はブロン・ブレイカー&バロン・コービンの現NXTタッグ王者だ。ノンタイトル戦だったが、戸澤組が強敵に勝てば「NXTスタンド&デリバー」(4月6日、フィラデルフィア)で同王座に挑戦できる。セコンドには、スーパーモデル風のルックスで人気急上昇中の女子レスラー、マキシン・デュプリを就けて必勝態勢。先発を買って出た戸澤はコービンの突進をかわして、飛びつき式のハリケーンラナで吹っ飛ばし、ドロップキックをぶち込んだ。
さらにオーティスとの連係から再度のハリケーンラナ、セントーンの猛攻。ミサイルキックでコービンを場外に落とすと、オーティスにリフトアップされ、場外のブレイカー&コービンに投げつけられた。見事に合体式プランチャで王者組をなぎ倒し、オーティス、リングサイドのマキシンとともに「サンキュー!」と十八番のVサインを決めてみせた。
身長2メートル近いコービンとWWE殿堂者リック・スタイナーの息子ブレイカーのパワー殺法に攻め込まれるも、3カウントは許さない。2016年にWWE入りしてから巨漢相手に生き残ってきただけに、小兵でも耐久力は抜群。ブレイカーに延髄斬りを叩き込んで反撃。代わったオーティスが猛攻で王者組を追い込むと、戸澤はコービンに閃光魔術弾だ。
大チャンスにオーティスがブレイカーを肩車で担ぎ上げた。戸澤はコーナーから飛んで合体式のクロスボディーを狙ったが、ブレイカーが何と戸澤をキャッチ。そのまま空中でパワースラムを放つという驚異の切り返しをみせた。王者組はオーティスも実況席へのテーブル葬でKOしたが、戸澤は気合でくらいつく。コービンに強烈なスーパーキックを見舞って、引き下がらなかった。
最後はコービンのパワーボムからブレイカーの必殺スピアーでフォール負け。それでも、SNS上では「なんてスリリングな試合なんだ」「素晴らしい試合だった」とたたえられた。バックステージのインタビューでもマキシンが「望んだ結果にはならなかったけど、2人はとんでもない試合をやってのけたわ」と絶賛。戸澤もわき腹に手をあてながら「とんでもない試合だ!」と叫んだ。
さらにマキシンは「私は2人がベルトを巻けると思うわ」と言うと、オーティスも「俺らはベルトをいただくぞ」と続き、戸澤が「サンキュー!」で締めた。WWEきっての前向き男は、決して諦めない。
NXTは「ABEMA」で視聴可能。













