3月いっぱいで女子プロレス「スターダム」を退団することが確実なジュリア(30)と宿敵・中野たむとの〝ラストシングル〟は壮絶ドローに終わった。
ジュリアは10日後楽園大会で新日本プロレスのSTRONG女子王座から陥落。試合後、極悪軍団「大江戸隊」に襲撃されていたところを救出に入った中野がシングルマッチを要求し、20日の名古屋国際会議場大会で対戦した。
これまで何度も激闘を繰り広げてきた2人は、試合が開始すると強烈な張り手合戦を展開。その後も一進一退の攻防が続き、ジュリアが頭突きを連打だ。さらに雪崩式攻撃でマットに叩きつけると、中野も渾身のトワイライトドリーム2連発をお見舞いした。
残り試合時間が5分を切るとジュリアが大技を連発。おきて破りのバイオレットスクリュードライバーをズバリと決めると、得意のグロリアスドライバーからのノーザンライトボムで仕留めにかかる。
しかし、中野から再びトワイライトドリームで執念を見せつけられると窮地に。その直後、バイオレットスクリュードライバーをくらったが、ゾンビのように起き上がったジュリアはビンタで反撃。2人が張り手を打ち合う中、15分時間切れを告げる無情のゴングが会場に鳴り響いた。
試合後も2人は頭突きを打ち合い、止めに入ったレフェリーを場外へ投げ飛ばすとリング上で大の字に。大号泣する中野から「本当、せいせいするよ。大っ嫌いなお前の顔を見なくて済むと思うと。おい、ジュリア、アンタとあたしはさ、一生に一度出会えるか出会えないかの存在だった。そうでしょ? 行くな! 辞めるのやめろ!」と絶叫された。
ライバルの言葉にジュリアは「『せいせいする』はこっちのセリフだよ」と吐き捨て「お前、『私以上のライバル見つけたら許さねえ』って言ってたよな。てめえよりいい女なんていっぱいいるんだよ。でもよ、一つ。お前がいつか私より先にリングを下りる日がきたら、必ず私を呼べ。生きている限りいつでもどこでも行ってやる。他の女を選んだら許さねえからな。このブス!」とにらみつけた。
「ブスじゃない!」と言い張る中野に2発ビンタをお見舞いしたジュリアだったが、馬乗りになられ掌底をくらう。最後は中野を抱きしめ「たむ、ありがとうな」と言い残しリングを後にした。













