北朝鮮代表のシン・ヨンナム監督が20日、2026年北中米W杯アジア2次予選の日本戦(21日=国立)に向けて公式会見に出席した。
会見前には、日本サッカー協会の関係者から異例の通達が行われた。2月末になでしこジャパンと対戦した北朝鮮代表の会見で、同チームのリ・ユイル監督に対してリスペクトを欠く言動があったと指摘。その上で「登壇者に対しては、リスペクトを持った形で会見に参加していただけますよう、よろしくお願い致します」と報道陣に対して呼びかけた。
そして「もし、同じようなことがあった場合には、会見から退席していただくことも考えております」と退席を勧告する可能性を明示する異例の通達を実施した。
2月の会見では、韓国放送局「チャンネルA」の記者が「北韓(北朝鮮)女子サッカーの力がどこから出るのか気になるが…」と質問を始め、それに対してリ監督は「われわれは北韓チームではなく〝朝鮮民主主義人民共和国〟チームだ!」と〝抗議〟。「国号を正確に呼ばなければ、われわれは質問を受け付けない」と怒気を含めながら突っぱねた。その後に同局側は「では国号をつけずに質問する」と〝応戦〟。修正を要求された「朝鮮民主主義人民共和国」とはあえて言わずに、質問をぶつけ、一触即発ムードになった。
日本協会側の通達もあり、この日の会見は何事もなく終わり、北朝鮮のシン監督は「明日の試合というのは非常にシ烈な戦いになると思います。ベストを尽くしたい」などと意欲を見せていた。











