いよいよお目覚めか。広島は16日、DeNAとのオープン戦(マツダ)に3―2で快勝。「7番・一塁」で先発したジェイク・シャイナー内野手(28)が状態を上げつつある。

 この日は序盤から快音を響かせた。3回先頭、DeNA・森唯の内角直球を左前へと運びと、5回一死では森のカーブを捉え、フェンス直撃二塁打。「楽しく試合で出場できているし、毎日が調整、毎日毎日が新しいチャレンジ。ここにきて、ちょっとハマってきているかな」と、控えめに手応えを口にした。

 試合前まで打率0割7分1厘。低空飛行が続いていた中、オープン戦30打席を前に日本の投手への適応を見せてきた。もちろん、まだ〝過程〟の最中だが、キャンプ中から継続している早出特打や、試合で対戦した投手のデータをノートに記録。さらに来日中のマクレーン駐米スカウトに助言を仰ぐなど、地道な作業の積み重ねが成果として表れ始めた。

 さらなる上方修正へ「タイミングという面でも、非常にいいタイミングが取れてきている。今日の打席を踏まえて、次からの試合に生かしていくということをやっていきたい」と自信を深めたようだ。

 開幕まで残り6試合。昨季マイナーながら30本塁打&100打点を稼いだ大砲が公式戦で本領発揮となれば、赤ヘル打線は昨年にはなかった「破壊力」を装備することになりそうだ。