ボクシング元世界3階級制覇王者の亀田興毅氏がファウンダーを務める興行「3150ファイト」の31日名古屋国際会議場大会の会見が15日、都内で行われ、ABEMAのペイパービュー(PPV)が、対戦カードの大幅変更により無料放送に変更されることが発表された。

 興毅氏の弟でIBF世界フェザー級5位亀田和毅(32=TMK)の「負けたら引退」と銘打たれたフェザー級12回戦の相手が、同級2位レラト・ドラミニ(南アフリカ)から、WBCスーパーバンタム級ユース・シルバー王者ケビン・ビジャヌエバ(メキシコ)に変更された。

 さらに、この興行で開幕予定だった、3150ファイトとパートナーシップ関係にある英国の大手プロモーターのマッチルームによる、賞金総額100万ドル(約1億4800万円)のミドル級8人トーナメント「プライズファイター」は延期となった。

 会見に出席した興毅氏によると、前日から伸びると言われるPPVの売り上げは「順調な滑り出し」だったという。だが、カードの大幅変更で「売る商品が完全に変わってしまった」といい、自らABEMAに無料放送を提案したことを明かした。

 この苦渋の決断に、ABEMAの北野雄司エグゼクティブプロデューサーは「残念です」と嘆き節。「お金もうけのチャンスだったんですが、興毅さんから言われると、返す言葉がない。いつかもうけさせてください」と苦笑だった。