10日に急逝したフリーのプロレスラー、吉江豊さん(享年50)の葬儀・告別式が15日に前橋市内で営まれ、新日本プロレスの棚橋弘至(47)、ノアの藤田和之(53)、征矢学(39)、ドラディションの長井満也(55)ら現役レスラーを含む約130人が参列した。
吉江さんは10日の全日本プロレスの高崎大会に出場後、容体が急変。救急搬送されたが、そのまま帰らぬ人になった。
親族代表のあいさつでは、喪主を務めた美奈夫人が「私も愛しておりました。出会った時のことは今でも忘れません。大学の同期で新日本プロレスの福田(雅一)選手の紹介で出会った。その瞬間に、この人とは長いお付き合いになるという不思議な感覚があり、今思うとこれが俗にいう、ひと目ぼれだったんだなと思っております」と述懐した。
吉江さんは180センチ、150キロの体格を生かしたパフォーマンスで多くのファンを魅了した。美奈夫人は最後のお願いとして「(主人は)とても寂しがり屋でしたので、どうかピンク色で、巨漢で、愛嬌があって、力強かった吉江選手をたまに思い出していただけるとありがたいです。みなさまには大変お世話になってまいりましたが、これが最後のお願いです。よろしくお願いいたします」と呼びかけた。
また無我ワールド・プロレスリングで自らのプロレスキャリアをスタートさせた征矢は「受け身などの基礎的なことをたくさん教えてもらった。冗談を交えつつで、とても優しい人。吉江さんがいなかったら、今の自分はいない」と感謝の思いを口にした。
出棺の際には多くの参列者が目に涙を浮かべ、大「吉江コール」で別れを惜しんだ。














