自民党の世耕弘成前幹事長は14日に開かれた参院政治倫理審査会(政倫審)で、同党青年局が昨年11月に主催した近畿ブロック会議後の〝過激ダンスショー〟懇親会に自身の秘書が参加していたことを明かした。
同懇親会をめぐっては露出の多い衣装を着た女性ダンサーが招かれて、口移しでチップを渡すなど不適切な行為があったことが問題になった。
政倫審で世耕氏は「ああいう写真が撮られるのは極めて不適切だった。監督責任者として(秘書を)厳しく注意し、自宅謹慎を申しつけた」と釈明した。
質問に立った日本維新の会・音喜多駿政調会長からは「世耕議員の秘書が(懇親会に)参加し、金銭を渡していたことが報じられている。こうした際のお金に還付金、裏金が使われていたんじゃないか?」と追及された。
これに世耕氏は「うちの秘書も参加していて厳重注意し、自宅謹慎を申しつけているところでありますけども、還付金を原資とするものは、地元(和歌山県)を対象にして何か使ったことは1円もありません」と否定。懇親会については「お金が秘書のものかどうかも分からない。私も現場の状況を全部聞いているわけではない」とした。
同党の「清和政策研究会」(安倍派)参院会長を務めた世耕氏。同派会長だった安倍晋三元首相は2022年4月にキックバック(還流)中止を指示したが、死去した後に再開された。
同年8月、安倍氏の死去後に開いた同派幹部会合に出席した世耕氏は「意見交換の場だった。現金による還付(還流)が決まったことは一切ありません。還付金をやめる安倍氏の方針は堅持するが、何らかの資金手当ての方法があるのかという議論になった」と説明した。












