WWE女子タッグ王者のカブキ・ウォリアーズ(アスカ&カイリ・セイン)が、悪の連係を駆使してタイトル防衛に成功にした。

「ダメージCTRL」のアスカとカイリは、1月26日のスマックダウンで約3年9か月ぶりにベルトを奪回し、順調に防衛を重ねてきた。先週NXTの王座戦では、現NXT女子王者ライラ・ヴァルキュリア&テイタム・パクスリーの若手コンビを退けたばかりだが、11日(日本時間12日)のロウ(テキサス州ヒューストン)ではシェイナ・ベイズラー&ゾーイ・スタークの挑戦を受けた。

 カブキ・ウォリアーズは、同じダメージCTRLのWWE女子王者イヨ・スカイ、ダコタ・カイを引き連れて登場。イヨは祭典「レッスルマニア40」(4月6、7日、ペンシルベニア州フィラデルフィア)で、ユニットの元リーダー、ベイリーとの遺恨王座戦が決まっている。アスカ&カイリにとっても祭典へ向けて負けられない一戦だが、コールの際には大ブーイングが飛んだ。

シェイナ・ベイズラー(左)にミドルキックをぶち込むアスカ。奥はイヨ・スカイ(C)WWE
シェイナ・ベイズラー(左)にミドルキックをぶち込むアスカ。奥はイヨ・スカイ(C)WWE

 ゾーイとシェイナのキック攻撃で先制を許すと、場外でゾーイのプランチャを浴びて2人まとめて倒された。合体技で攻め立てるアスカ&カイリと、ハードな攻撃を仕掛けるシェイナ&ゾーイは一進一退の攻防を繰り広げて大激闘に。終盤にカイリはシェイナにキリフダクラッチ(スリーパーホールド)を決められ、大ピンチに陥った。

 ところが…セコンドのダコタが、レフェリーの死角を突いて場外からシェイナの左脚をつかんで妨害。シェイナからクレームが飛んでも、しれっと知らぬ存ぜぬを貫いた。ダコタが引きつけたシェイナが振り向いた瞬間、カイリのバックブローがさく裂。一発で逆転すると、代わったアスカが強烈なハイキックを叩き込んだ。最後はアスカがドラゴンスリーパーの体勢で捕らえたシェイナに、カイリが必殺のインセインエルボーをぶち込んで3カウントを奪った。

「ダメージCTRL」の十八番、悪の連係が決まって王座防衛に成功。試合後はイヨとダコタもリングに上がり、4人で3本のベルトを誇示した。バックステージでも4人はノリノリでインタビューを受けたが、ベイリーを裏切ったことを聞かれたダコタが半ギレ。次回スマックダウンで一騎打ちするベイリーに「アンタが私たちを見てるのはわかっているけど、私たちがアンタのほうを見ても、アンタの姿は見えないわ。今週のスマックダウンで、アンタは過大評価されている失敗作だということを見せつけてやる」と言い切った。

 これを受け、アスカが「Yeah!」と雄たけびを上げると、カイリは画面に向けて不気味に手招きしてみせた。ダメージCTRLは祭典まで悪の進撃を続ける。

 この日のロウは「ABEMA」にて放送された。