パリ五輪女子代表の最終選考レースを兼ねる名古屋ウィメンズマラソン(10日、バンテリンドームナゴヤ発着=42・195キロ)での〝ワンシーン〟に称賛が相次いでいる。
パリ五輪代表には昨年10月のパリ五輪代表選考会・マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)で1位の鈴木優花(第一生命グループ)と2位の一山麻緒(資生堂)が内定済み。残り1枠は今大会で前田穂南(天満屋)が1月の大阪国際マラソンにて記録した2時間18分59秒を上回った上で、日本勢トップになれば内定となるが、該当選手がいなかった場合は前田が代表に決まる。
今大会に出場する鈴木亜由子(日本郵政グループ)、加世田梨花(ダイハツ)、安藤友香(ワコール)らは自己ベストを大きく更新する必要がある中で、鈴木は10キロ地点での給水に失敗。コップも2度落としてしまった。ところが、ともに先頭集団を走る加世田が鈴木に水を差し出し、何とか給水することができた。
この行動に対し、陸上ファンからは「めちゃめちゃ感動した。マラソンは1人のスポーツではなく、ともに戦っている」「給水にことごとく失敗する鈴木亜由子に加世田梨花が自分のペットボトルを渡したの、感動。めっちゃライバルなのに」「ライバル同士なのにすばらしいスポーツマンシップですね」など賛辞の声が目立っている。












