こんなのは「寒い」うちに入らない。北風に気温5度、5回表終了後には雪で6分間の中断となった楽天―広島戦(倉敷)で、寒風を吹き飛ばす好投を披露したのが赤ヘルのドラフト3位ルーキー・滝田一希投手(星槎道都大・22)だ。
先発・九里の後を受け、2番手で登板コールを受けた5回裏開始直前に雪が激しくなり試合は一時、中断。観衆だけなく、両軍選手も凍える球場の雰囲気にも「サプライズって感じですかね? 久しぶりに雪を見れたので嬉しかったです」と〝問題なし〟を強調した。
試合再開後、先頭・黒川に内野安打を許すも「ピンチになっても、落ち着いて投げられた」と、最速145キロの直球とスライダー、チェンジアップのコンビネーションで、後続を3人で打ち取り、1回を無失点。当面の目標となる開幕一軍入りへ、好アピールした。
北海道寿都郡黒松内町出身で、寒さにはめっぽう強い。試合後の「寒さは?」の問いに「全然。暖かいほうだと思います」とケロリ。試合後の新井貴浩監督(47)も「寒くないよ。燃えてるよ」とファイティング・ポーズを取っていたが、きっと指揮官の琴線に触れる好投になったに違いない。












