27日にキャンプを打ち上げた広島・新井貴浩監督(47)が、レギュラー争いの激化を予告した。

 若手メンバー中心の春の鍛錬を終えた指揮官は「開幕メンバーは?」の問いに「みんないい競争してくれている。これは開幕してからも続くと思う。それだけいい競争をしてくれている証拠」とし、オープン戦が続く3月からは、会沢、秋山、など実績組のベテランも随時、合流していくこと予告した。

 1日の楽天戦(倉敷)はプロ12年目・秋山翔吾外野手(35)と、二軍首脳陣からの推薦を受けた5年目の宇草孔基(26)の2人が昇格。中村奨成(24)、中村貴浩(23)の両外野手がファーム調整へと回る。

 今季、赤ヘル3年目となる秋山は、昨オフに右ヒザを手術し、今春のキャンプは二軍キャンプスタート。すでに二軍キャンプでは実戦復帰も果たしており、新井監督も患部の状態について「全く問題ないと聞いている。実績も経験も申し分ない選手」と、開幕1か月前のこのタイミングでの昇格を想定していた模様だ。 

 また形式上は〝降格〟となる中村奨、中村貴についても新井監督は「まだこれで(開幕二軍が)決まったわけではない。これからオープン戦に入り『いつ呼ぶか分からないぞ。しっかり頑張れと伝えた」とフォローも忘れず。そんな声に呼応するかのように中村奨も「まだまだ1か月あるのでしっかりアピールして、開幕を一軍で迎えられるようにもっていきたい」と気合いを入れなおしていた。