卓球の世界選手権団体戦(韓国・釜山)の女子で日本の銀メダル獲得に貢献した伊藤美誠(スターツ)が〝パリ五輪〟への思いを明かした。
東京五輪で金、銀、銅メダルを獲得した伊藤だったが、5か月後のパリ五輪の代表入りを逃した。それでも、世界選手権では指示役として出場選手に的確な情報を伝授。26日に都内で行われた帰国会見では「ベンチでたくさん選手の試合を見る機会があり勉強になった。中国人選手を苦しめた試合を見ていても(試合を)やっている気分になったし、やっている選手なみに燃えることができた」と笑顔を見せた。
伊藤のアドバイス力には、張本美和(木下グループ)が「新たな視線からアドバイスいただいて心強かった。自分も安心して試合ができた」と話すなど、各選手が感謝の言葉を口にしたほど。パリ五輪では補欠に選出される可能性も残されていることから、ネット上では「伊藤選手をリザーブにするべきでは?」との声も上がっている。
そんな中で、伊藤は自身の心境を明かした。2016年リオデジャネイロ五輪は平野、21年東京五輪は早田が補欠として伊藤をサポート。2人への感謝を語った上で「私自身もアドバイスというか、そういう面ではすごくいいと思うが、自分自身は五輪を経験しているので、これから五輪に出場したい選手だったり、五輪で金メダルを取りたいという選手がリザーブになるべきかなと。今後将来を背負っていく選手が経験するべきなんじゃないかなと思っている」との考えを示した。
パリ五輪の代表入りを逃した直後は大粒の涙を流していたものの、現在は新たな目標「世界ランキング1位」に向けてリスタート。パリ五輪戦士に負けじと、さらなるレベルアップを目指す覚悟だ。








