女子プロレス「スターダム」フューチャー王者・吏南(17)が、地元・栃木での凱旋大会で6度目の防衛に成功した。

 25日のライトキューブ宇都宮大会で極悪ユニット「大江戸隊」に属す吏南は、天咲光由(21)を挑戦者として迎え撃った。

天咲光由(左)とエルボー合戦で火花を散らす吏南(©STARDOM)
天咲光由(左)とエルボー合戦で火花を散らす吏南(©STARDOM)

 試合が始まるとドロップキックを決められ、エルボーを連打されるも余裕の表情。エルボー連打で反撃すると、脇固めで捕獲し、格の違いを見せつけた。

 その後も挑戦者から何度もDDTを仕掛けられマットに頭を打ちつけたが、ダイビングニードロップで形勢逆転に成功。最後は天咲の天聖(ダブルアーム式パイルドライバー)を切り返し、得意のハイドレンジア(グラウンド卍固め)でギブアップ勝ちを奪った。

 試合後、マイクを持った吏南は「地元、栃木凱旋で6度目の防衛に成功したぞ! 天咲、お前とやり合えて楽しかったよ。ただ一つ。お前にベルトはまだまだ遠いんだよ、バカ野郎!」と言い放った

 同王座の最多連続防衛記録は姉の羽南が持つ「V10」。記録更新を目標に掲げる吏南は「スターダムに敵いるかなって思ったけど…」と周囲を見渡すと、天咲のセコンドに就いていた双子の妹で、鎖骨負傷で欠場している妃南の姿が。「お前だよ、妃南。でも、復帰してすぐ挑戦させるわけねえからな。早く復帰して強くなって挑戦してこいよ」とにらみつけた。

妃南(右)との王座戦を約束した吏南(©STARDOM)
妃南(右)との王座戦を約束した吏南(©STARDOM)

 リングに上がった妃南から「まずはおめでとう。フューチャーのベルト、吏南が言う通り復帰してすぐに『挑戦させろ』とは言わない。でも、必ず吏南の持ってるそのベルトに挑戦するから、それまでお前が持ってろ」と宣戦布告されると王者もうなずき、〝視殺戦〟を繰り広げた。

 最後にこの日は凱旋試合にもかかわらず、試合がメインで組まれなかったことに不満げな吏南は「何でメインじゃねえんだよ! ふざけんじゃねえよ。スターダムのベルトでフューチャーが一番なんだよ。バーカ!」と吐き捨てリングを後にした。