巨人のドラフト1位・西舘勇陽投手(21=中大)が25日のオープン戦・ヤクルト戦(那覇)に3番手で登板し、2回無失点に抑えた。

 オープン戦デビューもまとまった投球を見せた。0―0の3回からマウンドに上がった西舘は直球を中心にヤクルト打線を圧倒。変化球ではフォークが力み過ぎる場面も見られたが、力のこもった投球は最速149キロを記録し無安打投球とした。

 武器でもあるスーパークイックも改良に成功した。「少し足を上げてみたりとか、セットに入ってからのタイミングなどを変えながら投げた」と自発的にフォームにメスを入れた西舘。「自分の投げ方では間を作るところがない。動き出してからの脚の使い方でもタイミングをずらせると思う。これから練習していく中で、て感じです」と状況に応じたフォームを披露していく方針だ。

 変化を恐れずに取り組む姿勢に杉内コーチも「あの子は納得いかなかったらブルペンでも球数を結構投げる。そういう姿勢は買ってる」と称賛。阿部監督も「課題も出ましたけど、また次に生かして投げてくれると思う」と更なる成長に期待した。

 成長著しい大型右腕が「七変化」のフォームで相手打線を翻弄し、ルーキーイヤーから快投を続けていく。