格闘技イベント「RIZIN LANDMARK 8」(24日、佐賀・SAGAアリーナ)で、矢地祐介(33)が白川陸斗(32)に苦戦しつつも一本勝ちを手にした。

 当初は韓国の強豪キム・ギョンピョと対戦予定だったが、左膝の前十字靭帯と後十字靱帯を一部断裂したため中止。代わってフェザー(66キロ)級を主戦場とする白川をライト(71キロ)級で迎え撃った。体格で大きく勝るだけに矢地としては負けの許されない一戦だが、1ラウンド(R)は圧をかけて前に出てくる相手に下がらされ、金網を背負うまさかの苦しい展開になる。それでもR終盤には首相撲の体勢でつかまえてヒザを打ち込むなど反撃を試みた。

 2Rは展開を変えるべく開始早々組み付きテークダウンを狙うが脱出を許す。それでも改めて片足タックルを仕掛けて組み付くとケージに押し込んでからヒザ蹴りを打ちつつバックを取り、残り約10秒で首を取ることに成功し一気に絞めあげた。そのままR終了のゴングが鳴らされたが、白川は失神。リアネイキッドチョークで矢地の勝利が告げられた。

 試合後、マイクを持った矢地は「急きょのオファーを受けてくれた白川選手、ありがとうございました。階級下にもかかわらず、試合を受けてくれてありがとうございました」と相手に感謝する。さらに「最初、癖出ちゃって『危ない、危ない』ってなったっすけど軌道修正してなんとかなりました。勝ててうれしいです」と苦笑いしつつ勝利を喜んだ。

 なお、この試合は「ABEMA PPV」で配信され、解説席に座った練習仲間でもある金原正徳からは「危なかったですね。そこから修正できたのが彼の成長。フィニッシュしたので合格ですね」と及第点が送られた。