格闘技イベント「RIZIN LANDMARK 8」(24日、佐賀・SAGAアリーナ)に出場予定だったヴガール・ケラモフ(31=アゼルバイジャン)と浜崎朱加(41)の欠場が16日に発表された。大会わずか8日前の出来事だけに、SNSにはファンの怒りや悲しみのコメントが多く投稿される事態に…。これを〝バカサバイバー〟こと青木真也(40)はどう見たのか。

苦悶の表情の榊原CEO
苦悶の表情の榊原CEO

 ケラモフは昨年11月のRIZINアゼルバイジャン大会の公開計量でチームメートのトフィック・ムサエフ、トゥラル・ラギモフらとともに「フーリガン行為」(暴力的な行為)を行ったとして逮捕されたことが現地メディアで報じられていた。

 すでに被害者と和解が成立し釈放もされているが「アゼルバイジャン当局の最終的な手続きが完了するまで出国は認めないというのが政府の結論になってしまった」(榊原信行CEO)ために来日が不可能になり、ケラモフに代わって今成正和が摩嶋一整と対戦することが決定。ラギモフと対戦予定だった田中半蔵もケガで欠場となったため、こちらは試合自体がキャンセルとなった。さらにフランスのクレア・ロペスと対戦予定だった浜崎は左尺骨骨幹部骨折で欠場し代わりに大島沙緒里が出場する。

 前代未聞と言ってもいい直前のカード変更だが、青木は「俺ほど直前じゃないだろ。俺は1時間前だったんだぞ。8日前なんて直前でも何でもない」と声をしゃがれさせる。試合直前に対戦相手がセージ・ノースカット(米国)からジョン・リネカー(ブラジル)に変更になった1月28日の試合を引き合いに、妙な対抗心をむき出しにした。そして「真面目に言うと、今回はRIZINの誠意を感じたよ」と続けた。

 その理由を「だって、ぶっちゃけ3つともキャンセルしていいんだよ。犯罪と大ケガで欠場なんだから(主催者とすれば)しょうがない。ましてロペスなんてわざわざフランスから呼ぶんだから、普通は『今回はなしね』ってしちゃうところじゃん。それをわざわざ呼んで試合をさせようとするのに誠意を感じた」と説明。アクシデントの中で最善を尽くしたRIZINに理解を示した。

 その上でグラップラー対決となる摩嶋vs今成にメスを入れる。「今成が引き込んで摩嶋が上から押さえ込む形になると思う。だけど、今の今成の決め力だと決め切れずに摩嶋の判定勝ちが濃厚じゃないかな」とメガネを光らせる。

 最後に「それはそれとして、ケラモフが年利12%に追われて出国できなくて、今成も年利12%に追われて試合するってことだよね」と意味不明なことを口走ると、取材を強制終了した。