人気選手が名を連ねた昨年大みそかの格闘技イベント「RIZIN.45」(さいたまスーパーアリーナ)を、〝バカサバイバー〟こと青木真也(40)が3回に分けて分析した。最後となる今回は、平本蓮(25)とYAーMAN(27)の一戦に大ナタを振るう。
【青木真也のRIZIN大みそか徹底解析(最終回)】試合は両者ともに立ち技出身とあって1ラウンド(R)から打撃戦を展開。互いに拳をヒットさせたが、全体を通して試合をコントロールしダメージを与えた平本が判定3―0で勝利した。
この試合について青木は「お互いキックボクシング(の選手)なので、ぶん殴り合って、クリンチになったら何もなくて離れて、そこからもう1回キックボクシングやって、またクリンチするっていうのを、ただただ15分やってた」とザックリまとめる。
その上で、同じくキック出身選手同士の対決となった久保優太と安保瑠輝也の試合を引き合いに「構造としてはあの試合と一緒で〝ちょっと歴が長いほうが勝った〟っていうこと。久保―安保の上位互換の試合だ」と声をしゃがれさせた。
MMAでは発展途上の2人による試合ながら、朝倉未来との絡みやSNSでのやりとりなどもあって、大きな注目を集めた。「言ってしまえば〝インフルエンサー対決〟っていうか。正直、やってることが俺と違うんだよね。だから試合も『やってんなー』と思って、ながめてたよ。極論、皇治の試合もそういう気持ちで見てたからね」と、同じ総合格闘技ながら〝対岸〟の出来事のような気持ちで見ていたと告白。
そして「ああいう試合は『違う文脈』『違うジャンル』だと思っているんだよね。どっちかっていうと『Breaking Down』みたいな〝番組〟を見ている感覚というかさ」とメガネを光らせた。
この試合を未来が観戦するなど、対決の機運が高まった。その一方で2人がいるフェザー級の王者・鈴木千裕に「RIZIN.47」(5月6日、東京・有明アリーナ)で金原正徳が挑戦することも発表された。これに青木は「それを組まれても『でもみんな、タイトルはどうでもいいんでしょ?』って思っちゃうんだよね。タイトルより平本、朝倉、YAーMANの方が話題になるじゃん。ベルトよりインフルエンス力が大事になっているというかさ」。
それでも試合の行方を問うと「普通に考えると金原有利だけど、案外わからないんだ。要は、金原さんも当然、年齢的に衰えているんだよ。目や反応が。でも、前回のクレベル(コイケ)戦はそこは必要なくて、技術のやり取りだったからあの結果になったわけじゃん。だけど鈴木は技術のやり取りなんかしない。むしろ、それを無視した戦い方じゃん。つまり金原さんは反応が必要になってくるから、案外鈴木がいっちゃうんじゃないかと思ってるんだよね」と予想した。
今年もさまざまな出来事が起きるであろう2024年。世田谷で存分に語った青木は、ポケットに入れていた緑色のマスクをすっぽりかぶると「今年も#グリートしようぜ」と叫んで自転車で走り去った。













