消えた元王者の〝復帰戦〟は――。格闘技イベント「RIZIN LANDMARK 8」(24日、佐賀・SAGAアリーナ)を欠場した前RIZINフェザー級王者ヴガール・ケラモフ(32=アゼルバイジャン)の次戦について、榊原信行CEO(60)が展望を明かした。
当初、今大会ケラモフは摩嶋一整と対戦する予定だった。しかし昨年11月に行われたアゼルバイジャン大会前日の公開計量でトフィック・ムサエフ、メイマン・マメドフらとともに「フーリガン行為」(暴力的な行為)を行ったとして逮捕され、来日できず。代わって今成正和が摩嶋と対戦することになった。
消滅したカードについて榊原CEOは「今年のフェザー級を占う上で大きな一戦でした。ケラモフもここできれいに勝つようならば再びタイトル戦線に…、という状況でしたから」と説明する。
昨年大みそかのさいたま大会で発表したカードだったため、「(2か月前の発表は)RIZIN史上すごいことだったんだけど、早くしたがためにとんでもないことになってしまって…」と肩を落とす。榊原CEOにとって、PRIDE時代も含めて経験がないケースだという。「今回のようなリスクまでは僕らもなかなか回避できないので。ギリギリ最後までいろんなルートを使って(アゼルバイジャンと)交渉はしたんですけど『やっぱり難しい』ということで受け入れざるを得ませんでした」
では前王者の〝復帰〟はいつになるのか。すでに釈放され被害者との示談も成立しているが、ポイントになるのは最初の逮捕時に現地メディアでも報じられた「56日間」の拘留期間だという。「その日程が過ぎると(出国が)自由になるらしいので。だから3月には間に合わないけど、4月以降に出てくると思います」と次回3月23日の「RIZIN LANDMARK 9」(神戸ワールド記念ホール)も欠場し、4月29日の「RIZIN.46」(東京・有明アリーナ)への参戦が濃厚だとした。
対戦カードは今後の流れ次第だが、榊原CEOは「佐賀で摩嶋がケガもなく勝てばそのカードをもう一回組むのもいいし。クレベル(コイケ)も『4月、やりたい』って言っているので思い切ってやらせるのもなくはないかと思います」。まさかのトラブルを起こしたケラモフが次に対峙する相手が誰になるのか注目が集まる。












