【アリゾナ州メサ20日(日本時間21日)発】元DeNAで現在カブスのキャンプに招待選手として参加しているエドウィン・エスコバー投手(31)が、異国で再び同僚となった今永昇太投手(30)の「適応力」に目を細めている。
エスコバーは昨年までDeNAに6年間在籍。今永とは旧知の仲のため、今季から「英語の先生」としてキャンプ地でサポート役を買って出ている。“師匠”から見た今永の米国での生活や英語力は実際のところどうなのか。エスコバーを直撃すると「ショウタか? 何も言うことはない。本当によくやっている」と現在の今永について率直な思いを語り始めた。
「通常、新人、特に海外から来た選手はチームに慣れるのに時間がかかるけど、彼はキャンプ初日から積極的にチームメートやスタッフに英語で声をかけているからね。簡単にできることではないし勇気がいることだと思うけれど、彼はそれを平然とやってしまう。本当に尊敬できるし正直、ここまで早く適応するとは僕自身も想像していなかったよ」
エスコバーによれば、今永の英語力はすでに「会話レベルでは問題ない」とのことで、残すはサインプレー等の確認など細部を求められる際の理解力ぐらいだという。
「僕も(日本ハム、DeNA時代を含め)日本に計7年いたから少しは日本語がわかる。だから『わからないことがあれば日本語で聞いてもいいよ』と伝えてはいるんだけれど、彼は恐れず英語を使ってくる。仲間に話を聞いても、みんな彼の適応力、コミュニケーション力には驚いている。このままなら近いうちに僕の先生としての役割は…終わるかもしれないね(笑い)」
エスコバーは現在、マイナー契約。今永とシーズンで共闘するためにはオープン戦で好成績を挙げメジャー昇格を勝ち取らなければならない。「ショウタも必死だと思うが、僕も今後結果を残さないとチームに残れない。お互い助け合いながらシーズンを共に歩んでいけたらいいんだけどね」と決意を語るとこう続けた。
「ただもし、僕がここ(メジャー)に残れなかったら、日本でプレーしたい気持ちは今も持っている。日本は大好きだし、代理人にもその意向は伝えてある。この点もちゃんと記事に書いておいてくれ。頼むよ(笑い)」
最後は「売り込み」も忘れなかったが今永との共闘を心待ちにするエスコバー。異国の地では心強い存在であることは間違いなさそうだ。











