巨人の宮崎春季キャンプで臨時コーチを務めているOBの松井秀喜氏(49)が11日、キャンプ地で小学生を対象にした野球教室を開催。フリー打撃の実演指導では思わぬ結果に終わり〝松井節〟が連発した。
巨人の一軍メンバーが練習を終えた直後のサンマリンスタジアムで始まった野球教室。松井氏は基本的な技術指導からキャッチボールなどでともに汗を流すと、打撃練習では自ら打撃投手として300球以上を投じる奮闘ぶりを見せた。
最大の見せ場はやはり打撃の実演会となった。子供たちがすぐそばで見守る中、鋭いスイングを連発。そのたびにちびっ子たちからの歓声が飛んだが、なかなかサク越えはならず…。最終的に24スイングで本塁打は0本と、悔しい結果に終わり「私は2月の宮崎は知り尽くしているんですけど。寒くて風が吹く日は左打者は外で打撃練習するなっていう格言があるぐらい右方向は飛ばないんですよ。予想通りでしたね」とボヤくほかなかった。
悔しさあってか、自虐ネタは止まらなかった。昨年行われた野球教室でもサク越えが叶わなかった松井氏は「次は金属バットで打とうかな」と冗談気味に語っていたが「まだそこまでプライドは捨てられない」とこの日は木製バットを使用。それでも「今日は金属で打っても、この(強い)風だと怪しかったですけどね、はっきり言って」と白旗を挙げた。
また、この日は巨人側の好意で二軍球場のひむかスタジアムではなく、メイン球場のサンマリンスタジアムが使用されたが、これにも若干の注文が…。
「(ひむかは)防風ネットはありますしね、しかもだいぶ狭いんですよね。あそこだったら、今日は1本くらい入ったんじゃないかなと。だから最初から私はひむか球場での開催を願っていたんです」と自虐気味に心境を明かしたが「ジャイアンツさんのご厚意で、こちらの素晴らしい球場を用意してくださったんで、ノーとは言えないですよ、やっぱりね」と笑顔も見せた。
悔しさ残る野球教室とはなったものの、当事者である参加した子供たちはみな笑顔で帰宅。何よりも有意義な成果を上げたようだった。














