ドジャースの大谷翔平投手(29)が全米野球記者協会(BBWAA)ニューヨーク支部主催の夕食会に参加した話題は尽きない。そんな中、スタン・カステン球団社長がUSAトゥデー紙(電子版)のインタビューで大谷との契約秘話を明かした。
大谷がドジャースと契約合意したことを自身のインスタグラムで公表したのは昨年12月9日(日本時間10日)だった。その直前まで当事者であるドジャース関係者も知らなかった話は有名だが、カステン氏はその前日の同8日(同9日)に一部メディアの「大谷がトロント行きの飛行機に乗った」という報道に翻弄されていたという。
「あの飛行機の日、我々には全く見当がついていなかった。飛行機の報道も見たし、ツイートなどあらゆるものを見た。代理人(のネズ・バレロ氏)は、『まだ結論に至っていない』と連絡をくれたが、代理人が言うことが真実でないケースは初めてではないからね」
大谷が搭乗したとされるオレンジカウンティーからトロントへ出発したチャーター機「N616RH」の動向を追ったことを明かした。
「あの日、恐らく(ドジャース入りする)確率は50―50だろうと思っていた。そこから75―25だと思ったら25―75になり、21%になり、14%に…、新しいツイートがあるたびにてんやわんやしていたよ」
しかし、代理人のバレロ氏の言葉は真実だった。トロント移動は誤報でチャーター機は全く別人のカナダ人実業家が乗っていたことが判明。9日にバレロ氏がアンドリュー・フリーマン編成部長に大谷の決定を伝える電話をし、その直後にカステン氏に連絡がいった。
「我々も発表の1分前、ネズがアンドリューに電話するまで何も言われなかった。その10秒後にアンドリューが私に電話したから、私自身が知ったのは世界が知る50秒ほど前だったんだ」
カステン氏は「大谷にとっての理想の場所はここ(ドジャース)だと感じていた。あまりにも道理がかなっていると思ったんだ。ショウヘイの提案(7億ドル=約1015億円=合意当時のうち6億8000万ドル=約986億円=同の後払い)を聞いた瞬間に、うまくいくに違いないと予感があった」とも語っている。
大谷獲得でワールドシリーズ制覇へ待ったなし。優勝リングを手にすること以外は考えない。











