ロサンゼルス・タイムズ紙で約1年半、エンゼルス番を務めたサラ・バレンズエラ氏が26日(日本時間27日)のベースボールデジタル番組「ファウル・テリトリー」にゲスト出演し、エンゼルス取材の経験談を語り、ドジャースに移籍した大谷翔平投手(29)についても「もっと話したかった」と心境を明かしている。

 同氏が番記者になったのは2022年6月。エンゼルスが14連敗し、ジョー・マドン元監督が解雇された直後だ。クラブハウスはやや騒然とした雰囲気だったという。

「エンゼルスのクラブハウスで最初に聞いたルールの一つは、『大谷は一対一のインタビューをやらないんだよ。彼に話しかけに行かないように』だった。ハーイなど簡単なあいさつはするけど、それだけ」

 ここ数年のエンゼルスは大谷だけではなく、スター選手であるトラウト、レンドンもインタビューに応じないことで有名で、番記者らは様々な工夫を強いられた。

「彼(大谷)と一対一、あるいは何かしらの話ができたらいいなと思ったことはたくさんある。特に昨年8月以降、彼がケガをしてから長い期間話さなかったから。彼に直接話を聞かずに、他の人から彼の話を聞いて回るのはなかなか難しかった」と振り返るとこう続けた。

「実際、その時に限らず、22年も23年も彼の話す出番が来るまで彼を避けながら他の人にあたるという感じだった。彼に対するアクセスは確かに慣れるまで少し困惑した」。もどかしさがあったことを明かした。

 バレンズエラ氏は経費削減のためにロサンゼルス・タイムズ紙が行った人員削除の対象となり、23日(同24日)に解雇され、新所属先を探している。大谷を再び取材する機会は訪れるか。