阪神・木浪聖也内野手(29)が26日に兵庫・西宮市内の甲子園球場で行われた「ウル虎2024ユニホームお披露目会見」に出席。2月1日スタートの沖縄キャンプへ向け「自分はまだまだだと、ずっと思っている。オフに取り組んできたことを信じてやっていきたい」と意欲を燃やした。
遊撃の定位置を取り返した昨季は127試合に出場し、打率2割6分7厘、41打点、1本塁打をマーク。得点圏打率も3割2分と勝負強い打撃を発揮した。「恐怖の8番打者」として時にポイントゲッター、時に近本、中野の1、2番につなぐチャンスメーカーとして存分に機能し、38年ぶりとなる日本一に大きく貢献した。
1番から9番までの打線を、連環する「輪」としてつなげた背番号0の働きを「昨季の陰のMVP」と評価する声も少なくない。だからこそ本紙評論家の伊勢孝夫氏も「俺がセ・リーグ5球団の戦力分析担当なら、真っ先に木浪を〝つぶす〟ことを優先するな。阪神打線を8番・木浪のところで分断することができれば、チームの得点能力はガクっと落ちるはずや」と指摘した上で、こう続ける。
「近本がダメなら2番打者の中野が。4番・大山が不調なら5番の佐藤輝がフォローするって形でやっていけるやろ。でも、木浪がつぶされてしまうと打力に乏しい7番・捕手や9番・投手までの3人の打者が機能不全に陥ってしまうんや。実質〝6人打線〟になってしまうんやから、まさに泣きどころよ。今年はバッテリーから厳しい攻めを受けるやろな。クサいコースの球に手を出さず、木浪がどれだけ辛抱できるかが鍵や」
だが、そこはチーム随一の練習量で長いファーム暮らしから這い上がってきた虎のド根性男。伊勢氏も「しっかり練習できる選手は強いよ。野球の神様がついてるんやから」と言いつつも「逆に言えばや、木浪が昨季以上の成績を残すことができれば阪神の連覇は間違いなしや。今の年俸は7100万円まで上がったんやろ。そら今年も頑張れば1億円の大台まで乗るな。今年こそが勝負の年や」と最大級のエールを送った。(金額は推定)













