阪神・岡田彰布監督(66)が26日、兵庫・西宮市内の甲子園球場で報道陣の取材に応対。ドミニカ共和国で行った入団テストの結果、育成選手として2人の無名若手右投手「X」と「Y」を獲得することが決定したと明かした。

 虎指揮官は「映像は見たよ。おーん。名前は…聞かんかったな(笑い)。20代前半かな? 2人とも。150キロ近く投げるらしいからな。まとまっているというかな。コントロールも悪くないらしいしな。そんなんオマエ練習とかもしてないと思うから、日本で鍛えたら化ける可能性があるってピッチャーかもわからんな」といつもの〝岡田語〟全開で金の卵の孵化に期待を寄せる。来日は早くても3月以降。長期的な視野で育成に取り組む構えだ。

 国内選手を育成枠で大量に〝青田買い〟する球団も増えてきたが、岡田監督は「それでは日本のアマ球界が空洞化してしまう」と反対の立場。だが、チャンスに恵まれぬ海の向こうの若者なら、育成制度を有効に活用することができる。

 阪神は来年2月から鳴尾浜のファーム施設を兵庫・尼崎市内の大物へと移転する予定。「今は(鳴尾浜の若手寮・虎風荘は)2部屋だけ空いてるからちょうどええって(笑い)。来年からはいっぱい部屋が空くんやろ」。充実した新施設なら、多くの選手の受け入れが可能になる。

 ドミニカ共和国での入団テストは今回が初の試みとなったが今後とも継続して行っていく予定だ。