広島・新井貴浩監督(46)は〝試練〟をどう乗り越えるか――。マツダスタジアムで、正面グッズ売り場の巨大写真がリニューアル。25日にお披露目されると、指揮官はサインを入れ、フォトセッションを行った。
両手を高々と掲げながら飛び跳ね、感情をあらわに大喜びする自身の巨大カットを前に「少し恥ずかしい…けど、うれしいです」と照れ気味に話した。というのも、このド派手アクションを今季は〝抑え気味〟にしようと、気に留めている部分もあるから。試合中瞬間的とはいえ、試合から〝離脱〟してしまうからだ。
昨季は自チームの快打や快投に、ナインよりも派手に大喜びしたシーンが何度も発生。それ自体は、少年時代から「C」の帽子をかぶって育った生粋の地元育ちである新井監督の人柄を表すものとしてほほ笑ましい限り。問題はそのシーンによって、チームに悪影響が出てしまう可能性もある。
監督としては次の〝一手〟を部下に伝達するのが役目だが、喜びのあまり次の決断が遅れてしまいそうになることが何度もあったのも事実。途中からは、そんな「大喜び案件」発生後は腹心・藤井ヘッドコーチが、今にもグラウンドへ飛び出しそうな指揮官のユニホームの袖を引っ張り「次、どうします?」と心を鬼にして〝勝負の世界〟へ引き戻すこともあったとか。
この日も指揮官は「抑えろと言われても、たぶん出ちゃう」と頭をかいた。客席のファン以上ともいえる〝熱烈赤ヘルファン〟を自認する新井監督の2年目の指揮スタイルはいかに…。











