全国都道府県対抗女子駅伝(14日、たけびしスタジアム京都発着=9区間42・195キロ)で、岡山のドルーリー朱瑛里(津山高1年)は〝1年間の成長ぶり〟を示す構えだ。

 前回大会の3区(3キロ)で区間新記録をマークして脚光を浴びたが、一部ファンの盗撮や一部メディアの過剰取材に苦しんだこともあった。それでも、13日の開会式後の代表取材では「高校生になってから、今まで通りというか、いろんなことを経験させてもらって、さまざまな人と関わって、選手としてだけではなく、人としてというか、別のことでも成長できたのかな」と回想。周囲の支えもあり、再び都大路に戻ってきた。

 高校入学後はスピードとスタミナの強化に着手した。山口衛里監督(天満屋ヘッドコーチ)が「いろいろ気遣うところはあると思うが、自分のことを淡々とやっている」と明かすように、自身の現状を冷静に分析。「自分の課題や目標を明確にして、大会までのプロセスを自分で考えていくことの楽しさに気づけた。同じ練習でもすごい質の高い練習ができるようになっている」と一歩ずつ階段を駆け上がっている。

 今大会は憧れの存在と公言する兵庫の田中希実(ニューバランス)と同じ2区(4キロ)で出走予定。初対決を前に「ずっと目標にしてきた選手と初めて走るということで、すごい今から楽しみ。一緒に走らせていただいて光栄。ワクワクしているというか、緊張もしていると思うけど、楽しんで走りたい」と力を込めた。

 岡山が掲げる目標は8位入賞。「1つでも順位を上げて、少しでも岡山県チームに貢献して、自分の力を最大限発揮できるように頑張りたい」と意気込むドルーリーが、チームに流れを引き寄せる。