日本球界に激震を呼んだ前代未聞の騒動が、海外でも波紋を広げているようだ。西武から国内FA権を行使してソフトバンクに加入した山川穂高内野手(32)の人的補償リストに鷹のレジェンド左腕・和田毅投手(42)がプロテクト漏れしていた衝撃のニュースは、お隣の台湾でも大きく報じられている。
地元メディアの「聯合新聞網」は「チームの『魂』である和田毅を守れなかったソフトバンクが炎上 ファンは『無能なフロント』と批判」と題して詳報。SNS上に列挙されたファンの痛烈な批判の声も取り上げながら「球団のレジェンドであるベテランを軽視し、ファンや選手の気持ちを無視した経営陣をソフトバンクファンが批判した」と厳しく断罪している。
この一連の騒動に対する関心の高さは「日本プロ野球への人気が高い台湾だからこそ」という見方もあるが、現地メディアの関係者は「別の理由もある」と打ち明けて次のように続ける。
「もちろん、台湾球界にもFA制度はある。海外へ移籍する選手は別としてCPBL(台湾プロ野球)内に関しては移籍元の球団に非常に有利な制度になっているため、日本ほど国内FA権を行使する選手がほとんどおらず、活発な動きにはならない。そういう側面からも、今回の騒動はゴシップ的な意味合いで注目を集めている部分もある」
台湾でもソフトバンク、西武を巡る〝人的補償騒動〟は「異様なケース」として捉えられているようだ。












