新日本プロレスの「ハウス・オブ・トーチャー」を率いるEVILが、NEVER無差別級王者タマ・トンガ(41)の退団の〝真相〟を一方的に暴露した。米国在住のタマは、家族との生活を優先させるためと今年1月限りで退団する理由を説明しているが…。ベルトを強奪するなどやりたい放題のEVILは、あろうことかその全てをウソと主張し、真偽不明の新事実をでっち上げた。
正月気分もすっかり抜けた昼下がり、けたたましく鳴った記者のスマホには「EVIL」の邪悪な文字が…。「特ダネをやろう。タマが辞める真相を教えてやる」と悪魔のような声でささやき始めた。
EVILとタマの遺恨は、5日の墨田区総合体育館大会で再燃した。手錠で両手を拘束して髪を切り落とすと、ベルトを強奪。「お前今月で辞めるんだろ? 邪魔くせえから今すぐ辞めろ。いい断髪式をやってやったんだから感謝しろよ? ベルトの剥奪も当たり前だから分かったか。よく覚えとけ」と暴言を連発した。
タマは4日東京ドーム大会で鷹木信悟からNEVER王座を奪取した直後、1月限りでの退団を宣言。家族の住む米国で新拠点を探す意向を明かしていた。しかし、EVILの〝タレコミ〟は、まるで違う内容だった。
「アイツは大ウソつきだからな。家族のためとかもっともらしいこと言ってるけど、もともと俺の会社にあんなヤツはいらねえんだよ。簡単に言うと戦力外ってやつだ。あんな無能レスラー、俺にリストラされて当然なんだよ」
昨年12月に棚橋弘至が新社長に就任した新日本プロレスだが、EVILはあくまで会社は自身のものだと強弁し続けている。そしてその最高権力者によれば、自らが強権を発動してタマを解雇したという。理不尽かつ一方的過ぎて、本当かどうかは極めて疑わしい…。
食い違う双方の言い分は置いておいて、思い起こせば2022年3月にタマをバレットクラブから追放したのもEVILだった。「アイツはプライドも情熱も注いできたバレットクラブをクビになり、ついにはこの会社にさえ居場所がなくなった、哀れなヤツなんだよ。家族をダシにした卑劣なウソでファンを欺き、米国に逃げ帰っていく負け犬なんだ」と、因縁深い相手に罵詈雑言を浴びせ続けた。
最後は「あんなお払い箱が東京ドームでベルトを取ったのだけは、さすがの俺も読めなかったな…。鷹木が弱いのは想定内だけど、あそこまでとは想定外だ。次の契約更改で大減俸してやるから、よく覚えとけ」と余計な流れ弾も飛ばしつつ、通話終了。いずれにせよタマもベルトを奪われたままで黙っているわけがなく、両者の抗争は激化の一途をたどりそうだ。












