待望の初戴冠だ! 東京女子プロレスで活躍するアイドルグループ「SKE48」荒井優希(25)が、シングル初タイトルを手にした。

 2024年最初の興行となった4日の東京・後楽園ホール大会では、〝規格外の怪物〟マックス・ジ・インペイラーが持つインターナショナル・プリンセス王座に挑戦。

 果敢に真っ向勝負を挑んだが、いきなりヘッドロックの体勢から怪力でぶん回されてしまう。ならばとビッグブーツ3連発を叩き込んだが微動だにせず、序盤から苦しい展開を強いられた。その後も客席に投げられたかと思えば、放送席に座る同じSKE48の谷真理佳の前で怪物に顔をなめられ、床にボディースラムで叩きつけられる。

 それでもセントーンを回避し、反撃のビッグブーツ連打からミサイルキックをぶち込む。大「荒井コール」にも背中を押され、逆さ押さえ込みから新人賞(顔面への二段蹴り)を発射。大ダメージを与えた。

 さらにダイビングクロスボディーをキャッチされても、これをうまく切り返し、必殺のファイナリー(カカト落とし)を発射。見事脳天に命中し、ついに東京女子マットで無敗を誇った怪物に土をつけた。

 1年前のイッテンヨンでは赤井沙希との〝令和のAA砲〟で保持したプリンセスタッグ王者としてインペイラー&ハイディ・ハウイツァを迎え撃ったが、荒井がインペイラーに敗れて王座から陥落。雪辱を果たした荒井は、1年前にベルトとともに怪物に奪われていた髪飾りを返却された。

「リベンジしたいという気持ちだけで最後まで戦うことができたのかなって思う。最初から何度も逃げ出したくなったけど、最後にベルトを持つことができたので逃げ出さなくてよかった」

 21年5月のデビューから初のシングル王座を巻き、意識も変わった。「もっともっと強い存在でなきゃダメなんだとひしひしと感じているので、東京女子のチャンピオンっていえば荒井だよって思えるくらい強くなりたいと思います」と誓った。

 最愛のパートナーだった赤井は昨年11月に現役を引退した。独り立ちを証明した荒井が、24年の東京女子をけん引する。