ボクシングのWBA世界スーパーフライ級タイトルマッチが31日、東京・大田区総合体育館で行われ、王者の井岡一翔(34=志成)が挑戦者の同級6位ホスベル・ペレス(28=ベネズエラ)に7回2分44秒KO勝ちし、初防衛に成功。世界戦勝利数を22に伸ばし、並ばれていたスーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(大橋)を抜いて、再び日本人単独最多となった。
2020年大みそかの田中恒成(畑中)戦以来6戦ぶりのKOに「チョー気持ちいい」と喜びを爆発させた井岡。序盤から20勝中KOが18というペレスの強打を恐れず圧力をかけていき、強振の手数を冷静にしのぐと、ボディー攻めで突破口を開いて5ラウンド(R)に2度のダウンを奪う。その後も焦らずパンチを上下に打ち分けて攻勢に出ると、7Rに右ストレートで3度目のダウンを奪って10カウントを呼んだ。
交渉が進んでいたWBC同級王者ファンフランシスコ・エストラダ(メキシコ)との統一戦は条件が折り合わずに見送りとなっていた。しかし、試合後にペレスのトレーナーでありエストラダのマネジャーでもあるホセ・アルフレッド・カバジェロ氏が「エストラーダは井岡戦を希望しているが、他にいくつかのオファーがあり、井岡戦実現は〝報酬次第〟」との考えを示した。
井岡は来年について問われると「一番はエストラダ選手との試合を実現」と目標は変えず。だが「もうすぐ指名試合の指令も出るやろうし、その中で選択肢が3つ、2つ、1つとなっていくんでしょうけど、現役を続ける以上やっていくしかない」と前を見据えた。












