ひそかな野望を抱いて来季に向かう。広島の床田寛樹投手(28)にとって今季は大飛躍の1年だった。24試合のうち23試合で先発。自身初の規定投球回に到達して11勝(7敗)、防御率2・19も自己最高の数字だ。
そんな床田が「大満足」と話すのが、自身の打撃成績だ。50打席に立って40打数で11安打、打率2割7分5厘とバットでも存在感を見せつけた。「(自分は)球種とコースを狙って打つタイプだが、それがすごくハマったというか、読み通りに来た球を素直に打てたのが良かった」。
唯一の心残りが打点。シーズン前の目標は5打点だったため、1打点という結果に悔しさをにじませた。それでも「今年はチャンスメーカーっていうことで」と苦笑いし「来年はもうちょっと得点圏で打てたらいいなと思う」と意気込む。
来季は、今季と同じ5打点に加えて「2桁(安打)打ちたい」と2年連続での2桁安打を目標に設定。本塁打も「打ちたいですね。森下が(今年)打ってるんで」と年下のチームメートにライバル心を燃やしている。
そのために投球が大事なことを自覚している。「打席に立つにはイニングを投げて抑えておかないと立てない。打席立つイコール抑えてるってことじゃないかなと思う」と〝本業〟の投手でしっかり結果を残した上で目標達成を狙っている。












