女子ゴルフの渋野日向子(25=サントリー)の2023シーズンのポイントランキングは83位。来季シード入り(同80位以内)に届かなかった。そんな今季をたどる連載・第4回(全5回)は、メジャー後からアジアシリーズ前までをピックアップする。
【渋野日向子 苦闘の1年(4)】欧州での3試合を終え、北米大陸に戻った渋野は、ポイントランクを上げて、少しでも早く来季シードを確定させたいところだったが、思うようにいかなかった。
「CPKC女子オープン」(8月24~27日、カナダ)、「ポートランドクラシック」(8月31日~9月3日、オレゴン州)、「クローガー・クイーンシティー選手権」(9月7~10日、オハイオ州)は4日間戦ったものの、それぞれ50、41、36位と上位で終えることはできなかった。ただ「クローガー――」後のポイントランクで決まるアジアシリーズ4試合の出場見通しが立ったのは、数少ない収穫と言えた。
ただ、その後の「アーカンソー選手権」(9月29日~10月1日、アーカンソー州)、「アセンダントLPGA」(10月5~8日、テキサス州)は連続予選落ち。「悪いところがたくさんあるので、そこをしっかり練習して、いい状態で4日間戦えるように頑張りたい」と前を向いたが、アジアシリーズの厳しい戦いを予感させた。
この期間には、米ツアールーキーの西村優菜(スターツ)が序盤戦からの苦戦から脱却して「アーカンソー選手権」で3位に入り、シード当確となった。なかなか調子の上がらない渋野とは、まさに対照的だった。












