元自民党・二階派所属議員の佐藤ゆかり氏が20日、大阪・MBSテレビ「よんチャンTV」に出演し、裏金疑惑に揺れる自民党・二階派について言及した。

 同番組では、自民党の政治資金パーティーを巡る裏金疑惑について、二階派にクローズアップして討論した。

 自民党・二階派(志帥会)の二階俊博会長の人となりについて聞かれた佐藤氏は「ひとつは人情味があるんですけど、その一方で例えば中国だとかロシアだとか、みなさん大量に大軍隊を連れて視察に行かれるのは二階さんスタイルと言われてるんですね。200人くらいの中小企業の社長さんを連れて中国やロシアへ視察。要人に会わせたりですね。二階さんという方は、徹底的にやり切る時は、やられるという方でもある」と評した。

 もともと別の派閥に入っていた佐藤氏が二階派入りした理由は、大きな派閥にいると予算委員会での質問の機会などが得られることが大きかったという。

 二階派のパーティー券販売ノルマについて「私どもは、それほどのノルマは大きなものは無いですけど、大臣経験者になりますとね、やはりノルマは高くなっていくと。期数によって大きくなりますから、ただわれわれの次元でもやはりノルマをこなすってのは、二階派だけのパーティーだけではありませんから、都道府県連のパーティーもあれば、自分たちのパーティーもありますから。そうすると回数がたくさん。年間5回6回とパーティーをやらなければならない」と解説した。

 ノルマが達成できないとどうなるのか。「各議員の事務所によっても違うでしょうけど、達成しない分は自腹でその差額を出して」とのこと。

「ノルマは達成して当然。所属議員であれば当然ということだと思います。ただ大軍団で行くというのが二階スタイルですので、私も地元では5人6人ひき連れて二階さん、応援に来てくれた事がありますよ。そんなにトップダウンの方でもないんですよ。みんなの意見を聞く、非常に聞き上手の方でもあります」と二階氏について語った。

 最後に「ひとつ思うのは政党交付金が少なすぎる。あまりにもパーティーに頼りすぎてる。われわれも好き好んで積極的にパーティーをしようと思ってないです。本当に政策に集中したいんですよ。ところがお金が足りないのでやらざるをえない。このジレンマ、これは多くのみなさんに理解していただきたい」と訴えていた。