ポスティングシステムでのメジャー移籍を目指しているオリックスの山本由伸投手(25)を巡る争奪戦が激化している。MLBネットワークのジョン・モロシ記者は18日(日本時間19日)に自身のX(旧ツイッター)で「ナ・リーグでMVPを2度受賞したブライス・ハーパーは、フィリーズのプレゼンの一環として、フェイスタイム(ビデオ通話ソフト)を通じて山本と話した」ことを明かした。山本は14日(同15日)にフィリーズと面談している。

 通常、面談には球団のGMなど編成責任者や監督が参加するものだが、今回はサプライズが目立っている。12日(同13日)のドジャースとの面談でドジャー・スタジアムで山本を待ち受けていたのはベッツ、フリーマン、スミス、入団会見前の大谷翔平投手(29)だった。

 16日(同17日)には滞在していたロサンゼルス近郊から東海岸へ移動。米コネティカット州グリニッチにあるメッツのスティーブ・コーエン・オーナーの自宅で夕食を共にするという異例の招待を受け、同席したスターンズ編成本部長、メンドーサ監督、ヘフナー投手コーチと会談した。

 17日(同18日)には山本のリクエストでヤンキースと2度目の面談を行い、スタインブレナー・オーナー、レバイン球団社長、キャッシュマンGM、ブーン監督、そしてブレイク投手コーチが同席。さらにニューヨークのラジオ局WFUV Sportsのクリス・プルシャアイネン氏は自身のXで「アーロン・ジャッジと(ヤンキースOBの)C・C・サバシアが参加した可能性がある」と伝えた。

 当初の2億ドル(約286億円)から3億ドル(約428億円)を超える攻防となった争奪戦。山本の決断が注目されている。